販売・物流
好きなブランドの裏側を覗き、一番の趣味を仕事にできたこの決断が大正解だったと思っています。
Ibanez DIVISION 販売部 アジア/中近東/アフリカ
星野楽器株式会社
2020年入社(理工学部卒)

ー 現在の仕事について教えてください。
星野楽器は世界中の販売代理店を通じて自社製品を消費者に届けますが、この「販売代理店」に関わる業務全般を私たち販売部が担っています。業務内容は具体的に、新商品のオファー、注文の処理、出荷管理や代金請求、クレーム対応といった日々の事務仕事から、販売代理店との年度売上目標の設定や進捗管理、市場特性に合わせた商品ラインナップの取り決め・販売戦略の提案、市場からの意見を取り入れた商品企画の立ち上げといったスケールの大きい仕事まで、多岐にわたります。
販売部メンバーは日本にいながらも、社内ではそれぞれが担当する国や地域の市場の代弁者としての役目も果たしており、その市場の状況や性格を把握していなければなりません。そのため、販売部は比較的よく海外へ足を運ぶ部署でもあり、定期的に現地の販売代理店と意見交換し、時には楽器店にも訪れリアルな市況や競合の動向を調査することもあります。特に私が現在担当しているアジア・中近東・アフリカ地域には、近年目覚ましい成長を見せている販売代理店が多数あります。海外出張に行くたびに、楽器市場のみならず様々な場面で新たな変化が体験できるのも、販売部で働く醍醐味だと思います。ー 星野楽器を選んだ理由を教えてください。
小学生の頃からクラシックギターを習っていましたが、中学1年生の頃に偶然インターネットで見つけたSteve Vaiのライブ映像に心を動かされたことがきっかけでエレキギターを始めました。「Steve Vaiと同じブランドのギターを弾きたい!」という思いで1本目のエレキギターであるIbanezを購入したことが、今思えば星野楽器との縁の始まりでした。その後もIbanez製品を愛用し続け、一消費者としてIbanezブランドへの愛着と憧れを持っている中で就活時期を迎えた私は、一体どんな会社のどういう人たちがIbanezを作っているのかをぜひ見てみたい、あわよくば私もその一員になれたらとの思いで星野楽器の求人に応募しました。
よく「趣味は趣味に留めておいたほうがよい」と聞きますし、好きなブランドの裏側を覗くという選択に正直不安もありましたが、会社説明会や懇談会の場で先輩社員の音楽・楽器への情熱を浴び、さらには星野楽器の自由でありながら自社製品に大真面目で妥協をしない社風に魅了され、最終的に星野楽器で働く決断につながりました。一番の趣味を仕事にできたこの決断が大正解だったと今でも思っています。ー 就職活動をしている学生の方へのメッセージをお願いします。
学生の世界から社会人の世界にいきなり放り込まれ、ひょっとしたら今後数十年の人生が左右されかねない「就職活動」という節目に戸惑い、どこから何をすればよいか迷走してしまうこともあるでしょう。
私自身の就職活動を振り返ってみて大切だと思うのは、とにかく気になった企業の説明会や、学内の就職セミナーなどに足を運んでみること。世の中には私たちの想像を遥かに超える多種多様な業種・業界がありますし、個人の固定観念によって正しく理解されていない仕事もあるでしょう。実際に業界の「中の人」と話してみて初めて興味が湧くことや、今まで想像もしなかった自分の社会人像が見えてくることもあれば、逆にイメージとの落差にがっかりすることもあるかもしれません。しかしどのような結果でも、自分で行動して得たことは何一つ無駄ではありません。いろいろ行動を起こし経験をした上で、ご自身が納得できる選択をしてください。
Q&A
ミニアンケート
Q.学生時代にがんばったことは?
軽音サークルとバンド活動
Q.星野楽器に入って「これは苦労した……」と思うことは?
英語での商品プレゼンですね、まだまだスキルアップ中です。
Q.星野楽器に入って「よかったな」と思うことは?
憧れのアーティストと実際に仕事ができたことです!
Q.星野楽器をひとことで言うと?
海外の取引先によく「日本の会社っぽくないね」と言われます。自由でロック、でも楽器には真面目。
Q.お休みの日は何をして過ごしますか?
短い休みはギターを弾いたり時々映画を観に行ったりします。連休は旅行に出かけます。
Q.好きな音楽は?
デスメタルなど激しい音楽をバンドでやっていました。フュージョンやプログレ、ひと昔前の邦楽もよく聴きます。
Q.今後の目標を教えてください。
販売部の立場から市場のニーズを取り入れた商品を企画し、実売につなげることはもちろん、あわよくば好きなアーティストにもその商品を弾いてもらうことです!
Q.オフの一枚
休日はたまにバンド活動をします。写真は星野楽器のバンド大会にて、相棒のIbanez JEM7Vとの一枚です。

Job Report
私の仕事レポート
MUSIC CHINAに参加しました

毎年秋頃に中国・上海にて開催されるアジア最大級の楽器見本市 「Music China」に、星野楽器のブランドのIbanez/TAMAも出展しています。今回は2025年のMusic Chinaへの出張の様子をお届けします。写真はMusic Chinaの会場である「上海新国際博覧中心(SNIEC)」です。
開催前日の会場内にはダンボールの山が。これからデザインどおりにブースを準備・設営していきます。ちなみにIbanez/TAMAブースのデザイン作業は、開催日の約半年前から既に準備がスタートしていました。
目玉となる展示品のひとつである「Tube Screamer」の歴代機種を並べていきます。
Tube Screamerは、初号機が発売された1970年代から現在に至るまで、数々のギタリストに愛用され続けてきたIbanezの代表的なギターペダルです。
写真に写っているギターが、実は今回のMusic Chinaで初めて世に披露されます。一番理想的な見せ方を模索中…
ブースが完成し開催日を迎えました。続々と訪れる来場者の皆さんを見ていると嬉しくなります!
Music Chinaのような楽器ショーは、自社ブランドを発信するだけではなく、競合他社の動向を調査するチャンスでもあります。仕事の合間を縫って、場内の他ブランドのブースをまわります。
開催期間中、Ibanez/TAMAのブースにはたくさんのアーティストが訪れ、ブース内のステージでミニライブをしてくださいました。スタッフの特権で、舞台袖からライブを見ることもできます。
でもたまには人波に揉まれて臨場感を楽しみたいときもありますよね!ライブはこうでないと…
今回はとあるBIGな海外アーティストを招聘し、ステージ上でトークショーを開催しました。私は中国語もできるので、通訳として共演させていただきました!
休憩時間に私物のギターペダルにサインをいただきました!家宝にします!
(誰のサインかお分かりでしょうか?)
Music China最終日の夜、上海の近くにある無錫という場所で、アーティストのギタークリニックを行いました。写真はセットアップ、リハーサル時の様子です。
クリニック中も通訳として登場させてもらいました。クリニックの様子はオンラインでも生配信され、再生数が8万を超えていたそうです。緊張しました!
余談ですが、宿泊していたホテルの近くに串焼きの店がありました。仕事で疲れた後のラム串+ビールは絶品です。次回のMusic China出張でも絶対に訪れます!
中国出張は毎回食事が楽しみですし、本場中華料理はこの期待を裏切りません。星野楽器スタッフと現地スタッフ、取引先やアーティストが一つの円卓を囲んで談笑する時間は、かけがえのないひとときです。
